標準の方法とその計算法

高知県の観光戦争と日本軍艦集>標準の方法とその計算法

航空用機関銃

次に照準はどうなるかといふと、之は敵が動いてゐる時と、彼我共に動いてゐる場合で異なって來る。先づ敵の動いてゐる場合の事を説明すると、この場合でも勿論飛行する飛行機から射撃するのであるから、我も動いてゐるのであるが、飛行機が目標に向かって進む場合、即ち操縦者の行ふ固定機関銃で射撃する場合で、我の動いてゐるために照準上顧慮のいらない場合をいふのである。此場合には弾丸が飛んで行く時間内に目標即敵飛行機が何處まで行くかといふことを決めて、其目標の未来位置に銃身が向くようにしなければならない。そして之れは敵機の速度及行進方向(進路角)で異なるのである。

標準の方法とその計算法

高知県の観光へ戻る  戦争と日本へ戻る 
昭和初期の兵器へ戻る