弾道の常識として興味を豫想する十二の事項

高知県の観光戦争と日本軍艦集>弾道の常識として興味を豫想する十二の事項

弾道

弾道に關する事は随分面倒なもので、以上でその梗概を摑み得るか何うか甚だ疑問とする次第であるが、この上深入りすることは止めて、多少興味があらうかと思ふ問題十二を付け加へ度い。最大射距離に相当する射角は一體何度であらうか、真空中では勿論四十五度であり、三〇度と六〇度は同一距離に達する筈であるが、空気がありしかも上下密度が同一とすれば、通俗的に考えて六十度の方が時間が長くかかるだけ、多く空気抗力の影響を受けることとなり、三十度よりも射程が短くなる。

躱避③

高知県の観光へ戻る  戦争と日本へ戻る 
昭和初期の兵器へ戻る