弾道の常識として興味を豫想する十二の事項②
高知県の観光>戦争と日本>軍艦集>弾道の常識として興味を豫想する十二の事項
弾道
初速が大で空気抗力が大であればある程、四十五度より小さい方に寄るのである。次に考えを變へて、空気は上に行くに従って希薄になるから、三十度の場合の方が濃い空気の中を通るので、六十度の場合よりも空気抗力を受けることが多くなり、四十五度よりも大なる射角の方で最大射距離が得られるやうに片寄って行くのである。それで、實際において空気中では、四十五度前後の某角度で最大射距離が得られるのである。