戦艦 長門
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主要目
排水量:32.720噸 速力:23.0節 備砲:40糎砲8門 14糎砲20門 12.7糎高角砲8門
魚雷發射管6門 起工:大正6年8月 竣工:大正9年11月 建造所:呉海軍工廠
長門は40糎砲と云ふ巨砲を世界で初めて搭載した戦艦であり、艦型に於ても従来のものを完全にノツクアウトして列強海軍をして瞠着たらしめた艦である。日本人の頭脳で完成した本艦は、従来先進列強にとかく後塵を拜せしめられてゐた帝國をして一躍彼等をリードする日本人たることを證明したのである。戰艦は云ふまでもなく艦隊の根幹であり、その價値は搭載する主砲の威力と防禦設備如何に依つて決定される。主砲は敵主力艦隊撃滅に備ふるものであり、副砲は主として夜戰用、即ち夜間来襲する敵の輕快部隊に備へるものである。尚世界の七大戦艦とは、我が「陸奥」及びこの「長門」。英「ネルソン」「ロドニー」米の「ウェスト・ヴアジニア」「コロラド」「メリーランド」の各40糎砲塔載戰艦である。