戦艦 扶桑

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主要目
排水量:29.330噸 速力:22.5節 備砲:36糎砲12門 15糎砲16門 12.7糎高角砲8門
魚雷發射管2門 起工:明治45年3月 竣工:大正4年11月 建造所:呉工廠

同型艦「山城」
昭和8年に約3ヶ月を要して大改装を完成したこの扶桑ほど、づばぬけた近代化を示して世人をあつと云はせたものは世界中どこをたづねてもあるまい。改装後直にその年の特別大演習に参加し、引續き昭和9年度昭和10年度と聯合艦隊の主軸をなしてゐるのに見て、この近代化は異彩を放つてゐる。竣工して初めて軍艦旗を飜へしたのは上に示す如く大正4年であるが、この偉容から云はしむれば寧ろ昭和8年竣工とでも云ふべきであらうか。戰艦山城はこの扶桑と同型の姉妹艦本年これも改装を完成して共に聨合艦隊の主力として活躍中である。

戦艦 扶桑

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