一等巡洋艦 高雄
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主要目
排水量:9.850噸 速力:33.0節 備砲:20糎砲10門 12糎高角砲4門 魚雷發射管8門
起工:昭和2年4月 竣工:昭和7年5月 建造所:横須賀海軍工廠
全長198.00米、最大幅19.00米、平均吃水5.00米
以上の要目によつて見るにこの型は妙高級一等巡洋艦に比し全長に於て約6米を増加してゐるに反し平均吃水に於て0.03米を減じ、更に排水量に於て150噸を輕くしてゐるのが特に目につく。全長を増して吃水を淺くしたことは巡洋艦としての輕快性を此の級に於て更に充したものと見られる。次に兵装に於ては20糎砲は同様10門であるが高角砲6門が4門に、魚雷發射管12門が8門になつてゐる。かくの如く一部の武力が低減されてゐるがそのために生じた餘地は經濟的に、或は亦地に充分利用されてゐることであらう。