一等巡洋艦 妙高
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主要目
排水量:10.000噸 速力:33.0節 備砲:20糎砲10門 12糎高角砲6門 魚雷發射管12門
起工:大正13年10月 竣工:昭和4年7月 建造所:横須賀海軍工廠
排水量10.000噸、20糎砲10門を搭載した巡洋艦で、一般にはこれを7.100噸級の後に現はれたことに依って唯7.100噸級の進歩したものの如く云はれてゐるが實は7.100噸級4隻とこの10.000噸級4隻計8隻は一時に計畫されたものである。その全長192.07米と云ふから戦艦扶桑級よりも長い。しかし幅は19米であるからその扶桑級より約10米も狭い。これを以て見ても如何に巡洋艦が速力本位に造られてゐるかが判るであらう。艦の深さ即ち平均吃水は5.03米。これ等の要目は現に世界各列強が智?を絞つて作り上げつつある彼等の一等巡洋艦と比較して常に優つてゐるのである。