一等巡洋艦 加古

高知県の観光名所

高知県の観光戦争と日本軍艦集>一等巡洋艦 加古

主要目
排水量:7、100噸 速力:33.0節 備砲:20糎砲6門 12糎高角砲4門 魚雷發射管12門
起工:大正11年11月 竣工:大正15年7月 建造所:神戸川崎造船所

加古は艦型要目共に古鷹と同様で全長176,78米、幅15,47米、平均吃水4,50米。備砲20糎砲6門は何れも單装砲塔式であるから、この點すぐ後に出來た衣笠、葉の2艦をして一日の長たらしめてはゐるが、従來の巡洋艦が採り來つた型式と比較したならばその斬新振りに滿足すべきであらう。この型に於て眼新しく見られる全部甲板の彎曲してゐるのは高速航行に際して前方3個の砲塔及び艦橋(ブリツヂ)が飛沫に冒されるのを防ぐためである。又後部甲板が前部と反對に下つてゐるのはこの不要部分を割いてこれを武装の方に振當てた苦心の跡を物語るもの。尚この型は後檣の下に飛行機格納庫を有してゐる。後檣に副ふて飛行機揚収用の「デリックderrick」が見えるであらう。

一等巡洋艦 加古

高知県の観光へ戻る  戦争と日本へ戻る 
軍艦集へ戻る