一等駆逐艦 浦風

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主要目
排水量:810噸 速力:28.0節 備砲:12糎砲1門 8糎砲4門 魚雷發射管4門
起工:大正2年10月 竣工:大正4年9月 建造所:英国ヤーロー會社

浦風は現在我が海軍の艦籍にある一等驅逐艦中の最古のものである。しかもイギリスのヤーロー造船會社で竣工したと云ふ變り種である。全長83.9米、幅8.41米、平均吃水2.44米。常に支那揚子江沿岸の警備任務に就いてゐる艦で、現在も第三艦隊の第十戦隊に屬して上海方面に活躍してゐる。彼の上海事變當時も揚子江方面にあつて非常な活躍をした。この寫眞は浦風が高速航行中をその上空から撮つた得難いものであるが、これによつて普通の寫眞では望まれぬ種々相を見て頂きたい。4門の魚雷發射管中その後部のものが右舷前方に指向されてゐるのや、高速航行艦の煙突から吹く煤煙(この艦は石炭が主燃料である)の具合など、正に本寫眞によりてのみ得られるものであらう。

一等驅逐艦 浦風 

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