小銃及機関銃の發達
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銃砲兵器は昔より軍の主要兵器にして、その發達の歴史も極めて古く、冶金學、火薬及び造兵技術の進歩と共に次第にその威力を増大し来たり、今や科学、、電気、及び光学の諸要素を加え、照準具、観測具等の発達並に弾丸の改善と相まって、初速、発射速度、射程及び効力共に一大進展を見るに至った。歩兵用としては、小銃、拳銃の外に自動小銃及び重軽機関銃の如き自動火器が全盛でなお直接支援のためにこれに、平・曲射の歩兵砲を加える。小銃は十三世紀に蒙古軍が欧州へ遠征の際、初めて使用したとの説があるが、歴史にはベルギー人が、最初に使用した事になっている。