竹林寺大威徳明王②
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而して本像の外觀を具体的に記せば三面三目六臂六脚、頭に憤怒相三面を頂き本眼にて胸部に後世作の銅製鍍金の瓔珞をつけ眞手屈臂結印左右に双手二對を配し右に三脚を垂れ左足は其の一を曲げて手背に安じ他の二脚を垂下し左肩より斜めに袈裟をかけ、腰部に裙を纒ひ牛背に跨がる、而して面部及び牛座に虫蝕あり首の柄面部矧目耳にて中央縦に銅を貫きて矧目損傷す、兩肩六臂の矧目手首も損傷し指は折れたるものや缺失したるものあり。
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※写真とは無関係です