彫刻
トップページ>高知県の観光>高知県の美術>彫刻
我國に於ける天平時代前後の彫刻の歴史を見るに佛像彫刻が主となっていて之れより以外に彫刻は少い、土佐に於ける此の時代の彫刻も矢張佛像が大部分を占めている。而してその製作は高僧知識と呼ばれし人々の傅道上の必然的要求より製作したものであって、土佐の寺院にある佛像もそれ等の人の名によって傅へられたものが比較的に多い、勿論土佐より佛像彫刻の名手として名あるものは此の時代にはない。只行基や空海や恵心僧都の名によって傅へられ明治四十四年以来國賓として保護せられてをるものが此の時代にもある。



