豊楽寺薬師堂阿弥陀如来坐像③
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用材は檜材にて手法は頭部と胴と共に一木彫にて後頭部より左右肩を貫き胴を縦に割り内刳にて兩手は肩にて前後に縦にはぎ膝は横にはぎ兩臂の部分は膝の上にてはぎ兩手は左右共一木にて彫り出し袖口に挿入し尚裳先をはぐ全部内刳りである。然してこの佛像を大体具体的に更に説明すれば、螺髪木眼兩臂を屈し膝上に安し法界定印を結び結跏趺座右足を以て左脛を押ゆ、臺座なし、後背は船形後光中央、八葉周圍に圓相を散す、二重圓相周圍に半圓彫りに前記のホーニサツクルを彫り又其の其内に圓相を配列す、地は皆黑色彩色である。
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※写真とは無関係です