妙像寺佛畫
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第三章武家美術時代
第四節繒畫と書道
この作品の時代は鎌倉時代若しくばそれ以前の作なるが如し、足利時代に及び上方より渡來せしものに兆殿司の作なちとの寺傳ある佐川町の妙像寺の佛截がある。絹本にて幅一尺三寸高さ五尺餘ある立像にて顔面に忿怒の相を顯はし鬼氣人に迫る。衣袖颯爽として風に靡き筆力頗る卓拔にして剛健雄勁なる筆致を示し極彩色を施して當國に於ける佛畫中一大傑作であるが多少絹地が新しい、兆殿司は明兆と稱して京師の東福寺の僧にて道釋を得意とし大畫を作るに長じ足利時代に於ける代表的の佛畫家である、その作品が如何にして
この寺院に茌するか由緖が明でない。
