安岡専伯

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第三章武家美術時代

第四節繒畫と書道

安岡専伯は名は喬と云ひ城東與カ町の町醫師であつた、性風流を好み畫に嗜み甞て上京の砌池大雅及淺井圖南の門に入り敎を乞ひ專ら竹を畫く其の用筆は自己の工夫によりて意に叶ふものを作りしと、性多藝にして好で箫を吹く甞つて江戶より歸帆の船中忽ち大難風に出逢ひ舟將に覆らんとする事敷回なり同舟の客皆憂悮して顔色なし專伯自若として笙を吹き其の難を知らざる者の如し旣にして船恙なく港に看くを得たるが人何れもその襟度に服せしと傳へられる。

彫刻

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